生きるために必要なことは、なんだろう
ただ生きているだけなら、私は生きていないのと同じなのだろうか 生きることが、私にとって偶然でも必然でも日常でもなく、現象となったとき、私はそこにいるのだろうか。 私が生きることに、何か意味はあるのか。 私が、今、求めているのはなんだろう。 空虚が満たすこの体を、何で埋めればいいのだろう。 ご飯もろくに食べなくても、この体は生きている。 何故生きようと体がもがくのだろう。 何故、私の心は、悲しくなるのだろう。 とくに、私は、沈んでいるわけではない。 透明で冷たい空気に晒されてこの手足が固くなっていくのを、ただ、じっとみつめているだけだ。 私の中の私の目が、あちこちにで見開いて、ぎょろぎょろと、何かを探してる。 内側についている目が、私を見てる。 外側についてる目が、私を見る私を見てる。 私は、見てる、そして、見られている。 それでも見つからない。 私の姿がみつからない。 見つからない、という私が見つかっている。 そうやって、少しずつ、私が現れては、消えて、誰が私なのか、私達が私なのか、誰が生きているのか、誰が死んだのか、わからなくて、私という人間は混乱していく。 あるがままに。 煩悩に惑わされるな。 誰かが言う。 私に無かった概念。 だけど、私の声。 私が私の中で、暴れて、殺しあう。 私の子宮が破裂する。 心臓が乳房から飛びだして、ビクビクと脈打つ。 私が、生きること。 血を流しながら、嗤うこと。 傷つけられても、抱きしめること。 手足を切り取られて、悟ること。 ごみのように棄てられて、覚ること。 私の体には、1つしかない。 この子宮が、叫ぶ。 あなたの本能が欲しいと。 理性を食いちぎった血だらけの私が、確実に、望んでいる。 体が冷えて、手足が固くなって、びりびりと痺れる。 血がとくとくと地面を濡らし、私の体が大地にめり込む。 憎しみの言葉を吐いて、忘れられるような、私は簡単な女じゃない。 自分を守ることによって前を向くような、私は単純な女じゃない。 私の望むことは、そんなことでは手に入らない。
by playgirl69
| 2007-10-24 22:51
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JOYのブログ Ⅱ
裸体アレルギー
官能小説、詩、妄想、写真。 http://blog.livedoor. jp/risarisa69/ カテゴリ
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