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クリエーターの場合

彼は私に会うなり、眠いといって目を瞑りました。私は、
「外は寒かったでしょう?お仕事つかれた?」
と言いましたが、小さく「うう」と唸っただけで、もう動こうともしませんでした。彼はゲームのデザイナーで、仕事帰りに私のところに寄って来きます。そして、決まっていつもあの話をするのです。
「あいつ、冷たいんだ」
彼の彼女の話です。彼は遠距離恋愛をしていて、最近彼女がこちらに賃貸を借りて住む予定でした。学生来の付き合いで、結婚するのだろうと、私は思っていました。
「同じ八王子にいるのに、会ってくれないんだ。遠距離だから会えるときに会いたいのに」
私は、だまって聞いていました。それ以外に、何か言うことは思いつかなかったし、何か言って彼を私のものにしようというような関係ではないのです。
「もうそろそろ別れる」
彼はそういって、またぐったりと動かなくなりました。しばらくの沈黙の後、私は彼の目の疲れは相当だろうと思ったので、顔をマッサージしてあげました。彼はそのまま深い眠りにつこうとしていましたが、突然起きて私に話始めました。本が一杯で新しい本棚を買っただとか、土日は休んだ気にならないとか、私と一緒に居ると癒されるだとか、そういうくだらない話をしました。私はというと、ただうなずいて聞くだけでした。突然彼は私を抱きしめました。私は、抵抗する訳でもなく、いつものように彼をそっと抱きしめました。
「俺、赤ちゃんぽい?」
「え?」
「俺、抱きしめられると赤ちゃんぽいねって言われるんだ」
確かに、彼が甘える姿は赤ん坊のようでした。頭を胸に埋めて、私のことを「ママー」と何度か呼びました。私は頭を撫でて、そのまま眠りにつくのを待ちました。

彼はそのままぐっすりと深い眠りにつきました。私は、彼がベットに寝ていたので、眠れずに居ました。仕方がないので外に出て、夜の道を散歩していました。外の空気は痛いほど冷たいのですが、私はとても心地よい冷たさを感じていました。このまま夜明けを待ってみようと思いました。そして、彼が私のことを好きだといって、私を押し倒す前に、私なりの境界線を彼にどう説明しようかを考えてみました。私は友人として、彼が私をよりどころにするのは問題ないと思っているのですが、このままでは彼がそう言った感情を、愛や性欲に転換するのは時間の問題だと感じていました。一時的な淋しさを埋めるための関係になるのは一目瞭然です。そんなものは、淋しさをより悪化させるだけというのも、歴然としています。だけれど、実際私が彼に与えたのは一種の愛であることは確かでした。それは、なんとも理解できないかもしれませんが、母親のような愛情なのです。彼には理解されないでしょうし、彼はそのような母親のような愛を私に求めているのだろうと思いました。

結局どう彼に説明したらいいのかわからないまま、朝日が昇るのを見ました。私は家に帰ろうとしましたが、なかなか足が思うように動きませんでした。朝のにおいが私を悩ませるのです。眠気が体を支配していることは忘れていました。

家に帰ると、彼はまだぐっすりと眠っていました。このまま眠っていた方がきっと幸せだろうなと思いました。私は、カーペットの上でハーフケットを被って、鉛の錘をつけたような眠りにつきました。

昼過ぎに私は重い体を起こしました。彼はまだ眠っていました。私はトイレに入り、朝食とも昼食ともいえぬご飯を作りました。味噌汁と、親子丼をお盆に乗せて彼を呼びました。こんな生活も悪くないかもしれない。毎日、彼の帰りを待って、彼を寝かしつけて、2人でそのまま安らかに眠り、私が少し早く起きて朝食をつくり、彼を会社に送り出す。そういう類の経験もしてみるのも良いかもしれない。しかし、それはそれは私の想像を超えた理由によって、断念せざるを終えませんでした。

彼は眠り続けているのです。生きながら眠り続けているのです。
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by playgirl69 | 2006-02-27 05:01 | 日常

CR エヴァンゲリオン サードインパクト

うにょ。

エヴァが恋しくて初めて打ってきましたCR

2000円が2万円に。

うにょにょ~。

エヴァが見たくて行っただけなので。

余はこれで満足じゃ。

いやぁ。

パチンコって、打つのは15年ぶりぐらいでしょうか。

4歳の頃、親に連れられて打ったのが最後。

お金を入れたのは良いが、投球するのはどうやっていいのか分からずに、となりのおじさまに助けてもらいました。

その後も、玉は詰まるし、玉出てこなくなるしで、いろいろとさい先が不安だったのですが、すぐに当たって、うひょひょひょひょ。ってな具合です。

すぐに帰ってきましたよ。



エヴァの誘惑に負け、勝負に勝ったという感じですね。




ギャンブルはもうしないかなぁ。

いやぁ~な恋みたいなものだから。

変に期待すると、後で痛い目を見ちゃうぞ。
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by playgirl69 | 2006-02-21 19:00 | 日常

歪みより生まれし新たなる歪みによって歪みは歪みではなくなる

朝起きると気づく

口の中が血で溢れている

現実

虫は最近見えなくなったんだ

小さくて黒い虫

私の視界の中で蠢く

私は受け入れたさ

無害だからさ

虫の癖に無視しないでなんて

くだらないこと言って

私の黒髪に蠢く虫を見たんだよ

黒々とてらてら濡れて

大きく

毛虫のような滑らかな動き

勇気を出して

頭を掻き毟るまで

それが幻覚だと気づかない

視界にはあんなにリアル

何故触れられないの

夜が私を放さない

眠るのを恐れてる

いつ死んでもおかしくない

誰だってそうさ

誰だってそうさ

いつ狂ってもおかしくない

誰だってそうさ

私は狂ってなんかいないんだ

皆狂ってるからさ

それが当たり前なのさ

当たり前なのさ

歪んだ世界で

歪んだ時間

歪んだ人間

歪んだ病気

歪んだ宇宙

歪んだ精神

歪んだ宗教

歪んだ子供

歪んだ植物

歪んだ大地

歪んだ太陽

歪んだ未来
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by playgirl69 | 2006-02-17 09:29 | 思考

役者とかやってみちゃう?

今朝からずっと、肺のあたりが痛いっていうか、呼吸しにくいフルサワです。

えーっと、これから働き蟻になります。

男たちの奴隷です。

いいなりです。

嘘です。

嘘じゃないです。

ほんとです。

どっちでもいいです。

大して変わりません。

朝から

「ハニーは3月末暇?」

なんてめぇるが来ました。

役者のお誘いでござりまする。

●ゲキだよ。

稽古期間一ヶ月未満。

外部って、結構稽古一週間とか、平気でやってたりするよね。

ってか、3月は映画の撮影もあるのよねー。

下北沢のトリウッドで上映するよん。
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by playgirl69 | 2006-02-03 12:13 | 日常