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世界が全て貴女のようならいいのに

辛い思いも全て愛おしいと思うこの性質が
ある意味ではこの最低な虚しさを持ち上げる
自らの糧になるのだとも思う私である

夢が空を飛ぶ

私にはなれない私が居る
それは誰もが認める私なのだが
それは私自身が成りたい私なのだ
それは虚像だ私と言う名の虚像だ

繋がらない糸の端

私の全ては君であることを認めよ
君の言う私が居れば私はきっと
全てを知ることが出来るのだから

出来るそれは私であり
出来ぬそれは私である

君の見る私が君であり
私の見る君が私である



「あなたは誰なの?」

と問う私の言葉にあの人はこう答えた

「僕は君だよ」


「貴方は私じゃないわ」

「いや、君は僕だし、僕は君だ」

「どうして」

「君の見ている世界は?」

「私の見ている世界・・・?」

「そう。それは何?」

「私」

「そう、だから僕は君なんだよ」



貴方が居なくなった

貴方は世界の一部だったのに

私が消えた

私はまた私を探す

私の欠片を探すの







言葉として投げかけるか
言葉として放るのか
言葉として置くのか
言葉として残すのか
言葉として渡すのか
言葉として繋ぐのか
言葉として愛でるのか
言葉として懐かしむのか
言葉として理解するのか
言葉として与えるのか
言葉として伝えるのか
言葉として味わうのか
言葉として望むのか
言葉として越えるのか
言葉として始まるのか
言葉として終わるのか





君の魂が振れる






私が触れたその魂の薄絹の膜を破り捨てて












飲み込んで












貴方の魂に触れる











































ぞくぞくする
by playgirl69 | 2007-07-12 23:03 |
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